アイルランド高校留学プログラム
アイルランド高校留学は、ダブリン、また郊外を中心に20校を超える高校との提携を行い多様なラインナップよりあらゆる生徒へ最適な学校の紹介を行っています。アイルランドは、ターム(約3カ月)、1年、卒業留学とあらゆる期間での留学が可能です。学校ごとに特徴があり、希望、英語力、学力、地域、スポーツなど希望に応じて選ぶことができます。ダブリンから南部にあるThe King’s Hospital School(キングス ホスピタル)を紹介します。
Loreto Abbey Dalkey
(ロレト・アビー・ダルキー)
Loreto Abbey Dalkey(ロレト・アビー・ダルキー校)は、アイルランド・ダブリン南部の美しい海辺の街ダルキーに位置する、1843年創立のカトリック系女子私立校です。ロレト・シスターズ(Institute of the Blessed Virgin Mary)の教育理念に基づき設立された学校は、現在では約630〜740名の生徒が通うデイ・スクールとして、アカデミックのみならず精神的・社会的な成長を重視した全人教育を提供しています。
学校では、「誠実さ」「正義」「誠意」「勇気」「思いやり」といった価値観を日々の教育に具体的に反映させ、生徒一人ひとりが自らの可能性を最大限に発揮できるよう、思いやりと尊重に満ちた学びの場を整えています。高い学業水準を誇り、州統一試験においても優れた成績を維持していますが、成績だけに重きを置くのではなく、幅広い課外活動や奉仕活動への参加を奨励することで、生徒の人間的な成長を育んでいます。
伝統を大切にしつつ、時代に即した先進的な教育を提供するLoreto Abbey Dalkeyは、生徒たちにとって生涯の思い出と友情に満ちた、かけがえのない学校となっています。
ロケーション
学校ロケーション:ダブリン南部ダルキー
Loreto Abbey Dalkey(ロレト・アビー・ダルキー校)は、アイルランド・ダブリン南部ダルキーの海沿いに佇み、ロレト・シスターズの教育伝統とともに美しい自然に囲まれた環境で学びを提供しています。公共交通でのアクセスも良好で、DART(電車) を利用すればダブリン中心部まで約30分でアクセス可能です。また、バス路線やAircoach(空港バス) を使えば、ダブリン国際空港からもスムーズに移動いただけます。学校は海岸すぐそばの岩場と絶景を背景に建っています。
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- 人口:約8,500人(2022年推計)
 - 近隣の都市:ダブリン(ダブリン中心部から南に電車で約30〜35分)
 - 最寄りの空港:ダブリン国際空港(DUB)
 - 気温:1月: 2〜8℃ 4月: 4〜13℃ 8月: 11〜20℃ 10月: 7〜14℃
 
 
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学校について
- Loreto Abbey Dalkey(ロレト・アビー・ダルキー校)は、1843年にロレト修道会によって設立された、私立女子校です。学校全体で約630〜650名の生徒が在籍しており、1クラスあたり25名程度の少人数教育を実施しています。
 - 生徒一人ひとりを大切にし、学力を伸ばすだけでなく、人としての成長もしっかりとサポートしています。個別指導や学習支援部門(Learning Support)が整っており、生徒主体のリーダーシップ活動にも力を入れています。先生と生徒の関係はリラックスしていて、互いに敬意を持った雰囲気の中で学ぶことができます。
 - 教科の選択肢が多く、少人数制のメリットを活かして、きめ細かな指導を受けることができます。中等課程では、Transition Year(TY)制度を導入しており、生徒はさまざまな教科や体験を通じて、自分に合った科目を見つけていきます。
 - 課外活動も非常に充実しており、すべての生徒に参加の機会が用意されています。
 - 学校はDART(通勤電車)の駅に近く、海とダルキー島を見渡せる素晴らしい場所に位置しています。自然に囲まれた環境で、落ち着いて学習に取り組むことができる、まさに「世界で最も美しいロケーションの一つ」と称される学びの場です。
 

アカデミック
学校では、生徒一人ひとりが安心して学べる包括的で前向きな学習環境が整っており、すべての授業は相互の尊重に基づいて行われています。教師陣は専門分野への深い知識を持ち、それを自然に授業に取り入れていることが評価されています。
多彩な教科と柔軟な学びのスタイルにより、生徒の興味や得意分野を尊重しながら、学力と人間性の両面を育てる教育を実践しています。
リービングサーティフィケート対応科目
| 会計(Accounting) | 応用数学(Applied Mathematics) | 
| 美術(Art) | ビジネス(Business) | 
| 英語(English) | フランス語(French) | 
| アイルランド語(Gaeilge) | 地理(Geography) | 
| ドイツ語(German) | 歴史(History) | 
| 家庭科(Home Economics) | LCVP(職業指導プログラム) | 
| 数学(Mathematics) | 体育(Physical Education) | 
| 宗教教育(Religious Education) | 理科(生物・化学・物理) | 
| スペイン語(Spanish) | 
ウェルビーイング・モジュール(Wellbeing Modules)
| 合唱(Choir) | デジタル学習(Digital Learning) | 
| 演劇(Drama) | 学び方を学ぶ(Learning to Learn) | 
| 持続可能性に関する学び(Sustainability Studies) | 
トランジッション・イヤー(Transition Year:TY)
Transition Year(TY)プログラムを導入しており、ジュニアサイクルとシニアサイクルの橋渡しとなる1年間の選択制プログラムとして提供しています。生徒の自己成長、社会貢献活動、職業体験の機会を豊富に取り入れた実践的な学びが特徴です。アイルランド教育省の評価でも、スキル育成・体験学習・課外活動に優れたプログラムとして高く評価されています。
このTYプログラムは、生徒の視野を広げ、自立性や責任感、社会性を養う絶好の1年間です。生徒の約98%がこのプログラムを選択しています。
| 【学びの構成】 | |
|---|---|
| 英語・数学・アイルランド語などの主要教科を継続履修 | リービングサーティフィケート科目の体験履修(会計、美術、生物、化学、物理、歴史、地理、家庭科、外国語、音楽、宗教など) | 
| 【モジュール科目(例)】 | |
| 国際理解教育(Development Education) | デジタル学習(Digital Learning) | 
| 映像研究(Film Studies) | ジャーナリズム(Journalism) | 
| 政治学(Politics) | 持続可能性研究(Sustainability Studies) | 
| キャリア・職業研究(World of Work) | |
| 【その他の活動】 | |
| An Gaisce(アイルランド大統領賞)への挑戦 | 学校主催のミュージカル・文化活動 | 
| 校外学習や修学旅行 | 外部講師による特別授業 | 
| ロレト校間ミュージカル(Loreto Blackrockなど) | フランス・ドイツ・スペインとの短期交換留学 | 
| 就業体験(Work Experience) | |
課外活動・コ・カリキュラープログラム
生徒が安心して学べる温かく思いやりのある環境が整っており、心と身体のバランスの取れた成長(ウェルビーイング)を重視しています。アイルランド教育省の学校評価(2019年)でも「全人的な教育を大切にし、スポーツやアクティビティを通じて生徒の健やかな成長を支援している」と高く評価されています。
生徒には、多彩な課外活動プログラムへの参加が奨励されており、それぞれの才能を伸ばすとともに、友情を育む貴重な機会となっています。創造力と芸術の分野にも強みを持つ学校であり、文化活動・クラブ活動も非常に活発です。生徒たちはこうした活動を通じて、創造性、批判的思考力、チームワーク、自己表現力を育みながら、学校生活をより豊かに彩っています。
| 【主なクラブ・活動例】 | |
|---|---|
| アートクラブ | チェスクラブ(チェス) | 
| 合唱団(Choir) | ディベート(Gael Linn & Concern Debate) | 
| ダンジョンズ&ドラゴンズ | グリーンスクール(環境活動) | 
| 歴史クラブ | ホームワーククラブ | 
| ジュニアドラマ(演劇) | 編み物クラブ(Knitting) | 
| ミュージカルシアター | オーケストラ | 
| 作詞クラブ | STEM/レゴクラブ | 
| ヤング・アントレプレナー | スポーツ課外プログラム | 
| 【主なスポーツ種目】 | |
| 陸上競技(Athletics) | バスケットボール | 
| クロスカントリーランニング | ゲーリックフットボール | 
| ジムトレーニング | ホッケー | 
| ラグビー | セーリング | 
| サッカー | テニス | 
| 【スポーツ施設】 | |
| 陸上トラック | 人工芝ホッケーコート | 
| 屋内・屋外バスケットコート | ダンス&ヨガスタジオ | 
| ジム(フィットネスルーム) | テニスコート | 

生徒サポートとリーダーシップ育成
Loreto Abbey Dalkeyでは、生徒一人ひとりが安心して自分らしく成長できるよう、温かく前向きな学校環境づくりに力を入れています。2019年の教育省による学校評価では、「支え合いと励ましに満ちた尊重ある関係が校内に浸透している」と高く評価されました。学校は、生徒が学業面だけでなく、社会性・感情面・身体・創造性・信仰面においてもサポートされていると実感できることを大切にしています。サポートの中心となるのは、教員、メンター、学習支援教員(Learning Support)、チャプレン、進路指導カウンセラーとの日々の対話や関わりです。相互に密に連携し、全体の支援体制を調整しています。
- Caraプログラム: 中等教育へのスムーズな移行を支えるために、1年生には6年生の先輩「Cara(カラ=友)」がバディとして付き添い、学校生活に馴染めるよう活動をともにします。Caraウォーク、Caraランチ、クリスマス会などを通じて、縦のつながりを育んでいます。また、Amigas(アミーガス)は生徒主導で校内の良好な人間関係を促進するグループです。
 - 進路・キャリアサポート: シニアサイクルでは、個別面談、模擬面接、進学説明会、大学訪問、科目選択ガイダンスなどを通じて、進路選択を力強く支援しています。
 - SPHE(社会・個人・健康教育): 1年生から5年生まではSPHE(Social, Personal & Health Education)がカリキュラムに組み込まれており、健康、人間関係、性教育、栄養、薬物・アルコールの問題などについて、安心できる環境で学びます。
 - 行動規範と信頼関係: すべての生徒は、思いやり・尊重・信頼を基本とする「行動規範(Code of Behaviour)」に署名して学校生活を送ります。この規範により、生徒と教職員の間に健全な信頼関係が築かれています。
 - 生徒の声とリーダーシップ: 生徒には、学校の一員としての声が尊重され、多くのリーダーシップの機会が与えられています。生徒会(Student Council)は、民主的に選ばれた代表生徒によって構成され、毎月校長と面会して校内の課題や方針について意見を伝えています。Loreto Abbeyでは、生徒の心身の成長を支えながら、社会の一員としての自覚と責任感を育むリーダー教育を大切にしています。
 
学校施設
学校は、ダブリン郊外の海辺にある美しい街・ダルキーに位置しており、海とダルキー島を一望できる絶景の中にあります。海岸に立ち、波や風がもたらす自然の恩恵を受けながら、世界でも有数の美しい環境「世界で最も美しいロケーションの一つ」と称される自然豊かな環境で、落ち着いて学ぶことができる理想的な学習環境が整っています。
キャンパスは生徒が多方面で学び、成長できるよう、充実した学習環境と設備が整えられています。アカデミック、芸術、スポーツのすべての分野において、生徒の可能性を引き出すための施設が揃っています。
| 図書館(Library) | 音楽室(Music Room) | 
| アートルーム(Art Room) | 理科実験室(Science Labs) | 
| ビジネス教室(Business Studies Room) | 家庭科教室(Home Economics Room) | 
| コンピュータ室(Computer Suite) | 体育館(Gym Hall) | 
| バスケットボールコート(Basketball Court) | テニスコート(Tennis Court) | 
| ホッケーグラウンド(Hockey Pitch) | 運動フィールド(Sports Field) | 
| カフェテリア(Canteen) | 

学校ハイライト
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- 創立:1843年
 - 学校形態:私立・女子校
 - 生徒数:約630〜640名
 - ESL:なし(一定の英語力が必要)
 - 制服:あり
 - 滞在:ホームステイ
 - 受入れ:中学3年生~高校3年生相当
 - 現地サポート:あり(英語対応のみ)
 - 最寄りの空港:ダブリン国際空港(DUB)
 
 
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学校ビデオ
学校パンフレット
※ 提供情報は、記載時点の最新情報となっています。情報が古くなっていること、変更になっていることなどがありますので、詳細に関しましてはお問合せをお願いします。









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