アイルランド高校留学プログラム
アイルランド高校留学は、ダブリンおよびその近郊エリアを中心に、多様な特色を持つ私立・公立高校と提携し、生徒一人ひとりに合った学校選びと留学プランの提案を行っています。ターム(約3カ月)留学から1年留学、卒業留学まで、目的や英語力、学力、興味関心、希望するアクティビティに応じて柔軟に設計できるのが大きな魅力です。
ここでは、ダブリン南に位置する海辺の街ブレイにキャンパスを構えるカトリック系共学私立校「St. Gerard’s School(セント・ジェラルズ・スクール)」をご紹介します。アイルランド高校留学の中でも、「ブレイの自然環境」「学業とスポーツの両立」を重視したい方に特におすすめの学校です。
St. Gerard’s School
(セント・ジェラルズ・スクール)

St. Gerard’s Schoolは、アイルランド・ウィックロー州ブレイに位置する、1918年創立のカトリック系私立共学校(デイスクール)です。創立者John Jamesの「一人ひとりの尊厳を重んじ、全人的な成長を支える教育」という理念を受け継ぎ、モンテッソーリからジュニアスクール、シニアスクールまで一貫した教育を提供しています。
校訓はラテン語の“Memor(常に心に留めておく、気づいていること)”。自分自身・他者・社会・環境に対して意識を向けながら、学力だけでなく、人としての品性・リーダーシップ・社会貢献の精神を育むことを大切にしています。
シニアスクールには約490名、ジュニアスクールには約250名、モンテッソーリには約20名が在籍しており、全体で700名規模の学校として、アカデミック・スポーツ・アート・社会活動の全てにおいてバランスの取れた「Education of Excellence(卓越した教育)」を掲げています。アイルランド 高校 ブレイ エリアで、学習と課外活動をどちらも重視したい生徒に人気の学校です。
ロケーション
学校ロケーション:ダブリン南・ブレイ(Bray)
St. Gerard’s Schoolは、ダブリン中心部から南へ約20km、アイルランド東海岸の海辺の街ブレイの丘陵地に位置しています。キャンパスはブレイの住宅街を見晴らす広い敷地にあり、海とブレイ・ヘッド(Bray Head)の自然を身近に感じられる落ち着いた学習環境が整っています。
ブレイは、人口約33,500人のウィックロー最大の町で、ダブリン通勤圏の一部としても知られています。海岸沿いのプロムナードやブレイ・ヘッドへのハイキングコースなどがあり、「伝統的なシーサイドリゾート」と「ダブリン郊外の落ち着いた住宅街」という二つの表情を持つエリアです。週末には友達と海辺を散歩したり、カフェで過ごしたりと、留学生活とリフレッシュのバランスが取りやすい環境です。
気候はアイルランドらしい温暖湿潤な海洋性気候で、年間を通じて穏やかな気温と雨の多さが特徴です。冬でも日中の平均最高気温は約8℃前後、夏は約17〜18℃と過ごしやすく、四季を通じて大きな寒暖差が少ないため、留学生にとっても生活しやすい環境と言えます。
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- 地域:ウィックロー州ブレイ
- 近隣の都市:ダブリン(電車・バスで約40〜50分)
- 最寄りの空港:ダブリン国際空港(DUB)
- 気温目安:1月 4〜8℃/4月 6〜11℃/8月 13〜17℃/10月 10〜14℃
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学校について
- St. Gerard’s Schoolは、1918年にJohn Jamesによって創立されたレイ・カトリックの共学私立校で、モンテッソーリからリービングサーティフィケートまで一貫教育を行っており約700名の生徒が在学しています。
- 「一人ひとりの生徒の尊厳を尊重し、知性・人格・身体・創造性・霊性のすべてを伸ばす全人教育」を掲げ、学業成績だけでなく、思いやり・自律性・社会性・リーダーシップを育むことを重視しています。
- 校訓“Memor”のもと、「学業の卓越」「ホリスティックな成長」「カトリックの価値観と多様性への尊重」「コミュニティの一体感」「一人ひとりの尊厳」「未来志向の教育」をコア・バリューとして掲げています。
- 留学生は、近隣のホームステイ宅から通学するのが一般的です。日常生活ではホストファミリーとの会話、学校ではクラスメイトとの交流を通して、生きた英語に触れることができます。
アカデミック
St. Gerard’s Senior Schoolの中等教育課程は、1〜3年生のJunior Cycle、4年生のTransition Year(トランジションイヤー)、5・6年生のSenior Cycle(リービングサーティフィケート準備)の3つのステージで構成されています。
日本からの高校留学を考える生徒さんにとって特にかかわりが深いのが、4年生のTransition Year(TY)と、5・6年生のSenior Cycle(リービングサーティフィケート)です。ここでは、この2つの学年ステージに絞って、学びの特徴をご紹介します。

トランジッション・イヤー(Transition Year:TY)
Transition Year(TY)は、Junior Cycle(1〜3年)の修了後とSenior Cycle(5・6年)の間に設けられた1年間の特別プログラムです。定期試験のプレッシャーからいったん距離を取り、「自分の進路」「社会とのつながり」「将来に役立つ実践スキル」にじっくり向き合うことを目的としています。
St. Gerard’sのTYは、アカデミック科目の継続学習に加えて、就業体験(Work Experience)、ボランティア・チャリティ活動、国内外のスタディツアー、アウトドア・アクティビティ、講演会・ワークショップなど、教室の外の学びが非常に充実しています。キャンプやハイキング、大学の特別講座、企業・施設見学など、年度ごとに多彩なプログラムが用意されています(内容は年度により変更)。
| 【学びの構成(例)】 | |
|---|---|
| 英語・数学・アイルランド語・宗教・体育などの主要教科を、TY用のアクティブなスタイルで継続学習 | Senior Cycleの科目選択につながる分野(理系・文系・ビジネス・言語・アートなど)を「お試し」体験し、自分の適性を探る |
| 【モジュール・プロジェクトの一例】※年度により構成が変更されます | |
| 起業体験(ミニカンパニー)、メディア制作、STEMプロジェクトなどの探究型学習 | ドラマ・音楽・アート・スクールミュージカルへの参加、校外パフォーマンス |
| 社会・環境問題をテーマにしたリサーチとプレゼンテーション | デジタルスキル(ICT・プレゼン・リサーチスキルなど)を伸ばすモジュール |
| 【その他の活動(例)】 | |
| 就業体験(Work Experience)やコミュニティでのボランティア | An Gaisce(アイルランド大統領賞)へのチャレンジ |
| 国内外のスタディツアー、キャンプ、ハイキングなどのアウトドア活動 | チャリティイベント・ファンドレイジング活動、「Difference Day」等の社会貢献プロジェクト |
高校生にとってのトランジッション・イヤーの魅力
TYを経験することで、生徒は自立心・責任感・コミュニケーション力・チームワーク・問題解決力など、これからの時代に求められる「生きる力」を総合的に伸ばすことができます。日本の高校生にとっても、「将来の進路をゆっくり考える1年」「自分の興味を広げる1年」として、非常に人気の高い学年です。
※具体的な科目構成・モジュール名・旅行先・就業体験先などは年度ごとに異なります。
シニアサイクル(Senior Cycle)5・6年生
Senior Cycleは、アイルランドの高校卒業資格「Leaving Certificate(リービングサーティフィケート)」取得に向けた2年間(5・6年生)のプログラムです。日本の高校2〜3年生にあたる学年で、大学進学を見据えた本格的な専門科目の履修がスタートします。
生徒は、全員が共通して学ぶ必修科目に加え、自分の進路や興味に合わせて4つの選択科目を履修します。授業では、ノートPC・タブレットなどを活用したデジタル学習(The Digital Learner)やアクティブラーニングも取り入れられており、「理解して終わり」ではなく「考え、調べ、表現する力」を伸ばしていきます。
主なリービングサーティフィケート対応科目
| 英語(English) | アイルランド語(Irish) |
| 数学(Mathematics) | 宗教教育(Religious Education) |
| キャリア・ガイダンス(Careers) | フランス語(French) |
| スペイン語(Spanish) | ビジネス(Business) |
| 会計(Accounting) | 経済(Economics) |
| 地理(Geography) | 歴史(History) |
| 生物(Biology) | 化学(Chemistry) |
| 物理(Physics) | 応用数学(Applied Mathematics) |
| 美術(Art) | 音楽(Music) |
| 家庭科(Home Economics/Social & Scientific) | 技術製図(Technical Graphics) |
※コア科目(必修)と選択科目を組み合わせて履修します。選択科目は、この一覧から4科目を選ぶのが一般的ですが、開講科目や組み合わせは年度により変更される場合があります(最新情報は学校公式資料で要確認)。
ウェルビーイング・関連科目
| 体育(Physical Education/PE) | 社会・個人・健康教育(SPHE) |
| 市民・社会教育(CSPE/主にジュニアサイクル) | ガイダンス・カウンセリング(Guidance) |
Senior Cycleでは、大学進学につながるリービングサーティフィケートの成績が大きな目標となります。St. Gerard’sは、例年アイルランド国内でも高い成績を収めている進学校であり、多くの卒業生がアイルランド国内のみならず、英国・ヨーロッパ・その他海外大学へと進学しています
高校生にとってのSenior Cycleの魅力
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- 大学進学を意識した本格的な2年間の学びで、「得意科目を伸ばす」「進学に必要な科目を戦略的に選ぶ」ことができる。
- コア科目+選択科目という構成のため、文系・理系のどちらにも対応しやすく、日本の大学進学にも応用しやすい。
- デジタル学習(The Digital Learner)を通じて、レポート作成・プレゼン・リサーチなど、海外大学進学後にも役立つスキルが身につく。
- 少人数クラス&丁寧なガイダンスにより、科目選択や進路について教員と相談しながら決めていくことができる。
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課外活動・コ・カリキュラープログラム
St. Gerard’s Schoolでは、スポーツと課外活動が「全人教育」の重要な柱として位置づけられています。スポーツは原則全員参加が前提で、「Games(ゲームス)」と呼ばれる時間帯に必修で取り組む仕組みになっています。競技志向の生徒だけでなく、体を動かすことが苦手な生徒も含め、楽しみながら参加できるよう工夫されています。

| 【主なクラブ・活動例】 | |
|---|---|
| ブッククラブ | チェスクラブ |
| クラフトクラブ | ディベートクラブ/パブリックスピーキング |
| ドラマグループ | アイルランド語クラブ |
| ゲームクラブ | ロボティクス&コーディングクラブ |
| Student Council/Young Social Innovators | Green Schools Committee(環境委員会) |
| Young Scientist Exhibition など各種コンテスト | 模擬国連 |
| 音楽・合唱・オーケストラ・サマーコンサート | Arts Week/Science Week などテーマ別ウィーク |
| 【主なスポーツ種目】 | |
| ラグビー(男子メイン) | ホッケー(女子メイン) |
| テニス | バスケットボール |
| サッカー | 陸上競技・クロスカントリー |
| クリケット | 水泳 |
| セーリング | 乗馬/ショージャンピング |
| ゴルフ | タグラグビー/タッチラグビー |
| バドミントン | マーシャルアーツ |
生徒サポートとリーダーシップ育成
St. Gerard’sは、「安全で幸せで支え合うコミュニティ」であることを重要な価値として掲げており、生徒が学業だけでなく、感情面・社会面・スピリチュアルな側面でもサポートされていると実感できる環境づくりを行っています。
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- 学習支援(Learning Support): シニアスクールにはLearning Support部門が設置され、学習上の困難や特別な配慮が必要な生徒をサポートする体制があります(具体的な支援内容は学校の関連ページで詳しく説明されています)。
- ガイダンス・進路サポート: キャリアガイダンス、進学相談、科目選択ガイダンスなどを通じて、生徒の進路決定をサポート。模擬面接や大学関連イベントも行われています。
- カトリック教育と多様性: カトリック校として信仰教育を提供しつつ、他宗教・無宗教の生徒も歓迎し、互いの価値観を尊重する姿勢を明確にしています。
- 社会意識・ボランティア: Social Awareness & Outreach Programmeを通じて、チャリティ活動や地域・国際NGO支援、ファンドレイジング、意識啓発イベントなどを実施し、「他者への思いやり」と「社会正義」を実践的に学びます。
- 生徒リーダーシップ: 学生会やハウス制度、各種委員会・プロジェクトチームを通じて、多くの生徒がリーダー役割を経験できる機会が用意されています。
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インターナショナル・スチューデント・プログラム(留学生向け)
St. Gerard’s Schoolでは、学校のミッション「一人ひとりの可能性を最大限に引き出す」ことに基づき、留学生向けのインターナショナル・スチューデントプログラムを設けています。年間の受け入れ人数は最大25名に制限されており、小規模だからこそ実現できるきめ細やかなサポート体制が特長です。

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- 少人数制の受け入れ:年間最大25名までの留学生を受け入れ、学習状況や生活面を細かくフォローできる環境を整えています。
- 専任インターナショナル・コーディネーター:留学生の学習・生活・メンタル面を総合的にサポートする担当教員が配置されており、困ったときにいつでも相談できます。
- バディ制度:各留学生には複数名のアイルランド人生徒が「バディ」としてつき、クラスや学校生活に順応する流れをサポートします。日常会話を通じて、自然な英語力と人間関係を築いていくことができます。
- 年間最大6回のエクスカージョン:文化・歴史・自然に触れる校外学習が年間最大6回用意されており、教室の外でアイルランドの社会や文化を体験的に学びます。
- 追加ESLレッスン:通常の授業に加え、週2コマのESL(English as a Second Language)レッスンが提供されます。アカデミック英語と基礎力の両方をバランスよく伸ばすことができます。
- 多文化への理解と尊重:年間を通じてさまざまな文化や宗教行事を取り上げることで、多様性・人権・相互尊重を学ぶ機会が設けられています。
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留学生は、こうしたサポートを受けながら現地生徒と同じカリキュラムを履修し、学力だけでなく自立心・責任感・コミュニケーション力を育んでいきます。
学校施設
St. Gerard’sのキャンパスは、ブレイの丘陵地に広がる緑豊かな敷地にあり、ジュニア・シニアの校舎とスポーツ施設が一体となった環境です。複数のスポーツフィールドやコートが充実しており、スポーツにも力を入れやすい環境です。

| 一般教室・特別教室 (サイエンス系教室、アート系教室など) |
音楽・パフォーミングアーツ用スペース |
| IT・デジタル学習環境 (The Digital Learner関連設備) |
屋外スポーツフィールド (ラグビー・ホッケーなど) |
| テニスコート・トレーニングエリア | カフェテリア/食堂 (Dining Hall & Catering) |
学校ハイライト
- 創立:1918年
- 学校形態:私立・共学・カトリック系デイスクール
- 生徒数:シニアスクール約490名
- ESL:あり(International Student Programme生向けに週2コマの追加ESLレッスン)
- 制服:あり
- 滞在:ホームステイ
- 受入れ学年:中学3年生~高校3年生
- 留学生受入れ規模:年間最大25名の少人数インターナショナルプログラム。
- 現地サポート:あり(提携機関によるサポート内容はプログラムにより異なります)
- 最寄りの空港:ダブリン国際空港(DUB)
学校ビデオ
※ 本記事は、St. Gerard’s School公式サイトおよびアイルランド教育省等の公開情報をもとに、記載時点での内容を日本語で要約したものです。科目構成・入学条件・在籍生徒数などは今後変更となる可能性があります。最新情報や詳細は必ずお問い合わせ・公式サイトにてご確認ください。








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