ニュージーランド高校留学プログラム
ニュージーランド高校留学は、ニュージーランドの北島から南島まで50校を超える高校との提携を行い多様なラインナップよりあらゆる生徒へ最適な学校の紹介を行っています。
ニュージーランドは、ターム(約3カ月)、半年、1年、卒業留学とあらゆる期間での留学が可能です。学校ごとに特徴があり、希望、英語力、学力、地域、スポーツなど希望に応じて選ぶことができます。また、費用を抑えたい場合は交換留学プログラムも提供しています。
ウェリントンにある、Wellington High School(ウェリントン・ハイスクール)を紹介します。
北島 ウェリントン
Wellington High School
(ウェリントン・ハイスクール)
ウェリントン・ハイスクールは、ニュージーランドの首都ウェリントン中心部にある共学の中等教育学校です。1886年の創立以来、同校は生徒一人ひとりを大切にした、包括的で先進的な教育を提供し続けてきました。9年生から13年生までの生徒を対象にNCEAカリキュラムを実施しており、その中で育まれる学びを通して、生徒たちは「世界をより良い場所にしたい」という情熱を自然と身につけていきます。また、公立校でありながら制服がない点にも、同校が個性を尊重する文化を大切にしている姿勢が表れています。校内には、2つの体育館、ホスピタリティ・スイート(調理・接客トレーニング施設)、音楽の録音スタジオやラジオ局、コンピューター室、図書館、4階建ての理科実験室、広々としたグラウンド、テニスコートなど、充実した施設が整っています。
ウェリントン・ハイスクールでは留学生を対象としたインターナショナル・プログラムも実施しており、中等教育にとどまらず、大学やポリテクニック(工学、デザイン、ビジネス、IT、看護、観光、料理など、実務に直結する専門分野を学ぶための高等教育機関)などへの進学を目指す生徒が、それぞれの目標を達成できるよう、きめ細やかなサポートを提供しています。
同校はウェリントン市中心部から徒歩10分ほどの場所に位置しており、都会的なライフスタイルを身近に感じられる、まさに魅力的で利便性の高い立地です。
ロケーション
ウェリントンは、アオテアロア(ニュージーランド)の首都であり、文化の中心地としても知られています。街は活気にあふれ、創造的な雰囲気に満ちています。ピーター・ジャクソン卿の「ウェタ・ワークショップ」をはじめ、映画・アート・デザインなどの分野で世界的に高く評価されるプロジェクトが数多く行われています。また、国会議事堂をはじめとする多くの中央政府機関が置かれ、政治・行政の中心としての役割を果たしています。さらに、人口一人当たりのカフェの数はニューヨーク・シティを上回るとも言われ、コーヒー文化が根づいた街でもあります!ウェリントンには国際空港があり、公共交通機関も充実しています。南島へ向かうフェリーも運航されており、アクセスの良さは抜群です。風の強い街として知られる一方で、地元では「天気のいい日のウェリントンに勝るものはない(You can’t beat Wellington on a good day!)」という言葉があり、その美しさや心地よさは誰をも魅了すること間違いなしです。
- 人口:約202,689人
- 近隣の都市:ウェリントン
- 最寄りの空港:ウェリントン国際空港(WLG)
- 気温:1月: 14-20℃ 4月: 10-18℃ 8月: 4-12℃ 10月: 9-16℃
学校について
- 首都ウェリントン市内中心部にある学校の中で、唯一の男女共学の公立中等学校
- 制服がないなど生徒の個性と表現を大切にし、自主性を重んじる校風
- 留学プログラムは実績があり評判も高く、アジア、ヨーロッパ、米州の25か国以上からの70名強の生徒が在籍
- 科学、芸術、音楽、演劇、食品テクノロジー、デザインテクノロジー、野外教育に注力
- 2つの体育館、7つの理科実験室、音楽スタジオ、デジタル写真室、工学・調理設備など充実した設備
- 3Dプリンター、スマートボード、携帯アプリ、BYOD(Bring Your Own Device)など教室でのテクノロジーの斬新的な利用
- フルタイムのESOLスタッフが在籍し、英語力に応じた授業を追加費用なしで提供。英語力の事前条件は不要
- NCEA生徒にはニュージーランドの大学進学のためのサポート。短期留学生向けにNon-NCEAプログラムを用意するなど目的に応じた柔軟な学習制度
- カヤック、サーフィン、パドルボード、ハイキング、マウンテンバイクなど野外教育を提供していることで有名
- ホームステイは学校専任マネージャーが家庭を手配。個室・3食付き・警察確認済みの家庭で安心して生活可能
学習プログラム
ニュージーランドの評価制度:全国教育評価証明書(NCEA)
NCEAにはレベル3の「大学入学資格(University Entrance)」が含まれており、
アメリカ、イギリス、オーストラリアなど多くの国々で認められています。
NCEAには達成基準の難易度に応じて3つのレベル(レベル1〜3)があります。
一般的に、生徒は高校の11〜13学年(Year 11〜13)で順にこれらのレベルを履修します。
また、NCEAは柔軟性の高い制度であり、生徒の学力や進度に応じて
異なるレベルの科目を組み合わせて学ぶことができます。
NCEAを履修しない留学体験コース
このコースは、ニュージーランドの正式な資格取得を必要としない短期留学生(最長12か月)のためのプログラムです。
留学生は、NCEAを受ける生徒と同じ授業に参加し、授業内の課題や学校の試験を受けることが求められます。
また、Year 12・13(高校2・3年相当)の生徒でNCEA試験を受けない学生には、
学年末に3週間のアクティビティ・プログラムが用意されています。
このプログラムでは、ウェリントン市内や周辺地域を探検しながら楽しく学びます。
英語サポート
英語レッスン
留学生には英語の授業が必修となっており、通常の時間割の一部として組み込まれています。
学校には専任の英語教育スタッフが常駐する英語学習(EL)部門があり、追加料金は不要で受講できます。
英語力の入学条件
ウェリントン・ハイ・スクールでは、入学時に特別な英語資格の提出は不要です。
多くの生徒は到着後に英語力のレベルチェックを受け、その結果に応じて、
英語力をできるだけ早く向上させ、主流科目(一般授業)へスムーズに参加できるよう、
必要な数の英語クラスに振り分けられます。
スポーツ
ウェリントン・ハイスクールでは、教室での学習に加えて幅広い課外活動が提供されています。スポーツコーディネーターが多様なスポーツ活動を企画・運営し、生徒の参加を奨励しています。現在、生徒の53%が何らかのスポーツに参加しています。チームや個人が希望する大会には、すべて出場できる体制が整っており、実際に「ウェリントン・ハイスクールではどのスポーツも未体験のままにはならない」と言われるほど、生徒たちはさまざまな大会で定期的に優勝しています。
2月初旬にはRā Aroha(ラ・アロハ)が開催され、スポーツや課外活動に関わる他の生徒と出会い、交流する機会が提供されます。
バドミントン(Badminton) | クリケット(Cricket) | フェンシング(Fencing) |
ラグビー(Rugby) | テニス(Tennis) | 卓球(Table Tennis) |
ローンボウルズ(Lawn Bowls) | クロスカントリー(Cross-Country) | ホッケー(Hockey) |
スキー(Skiing) | スカッシュ(Squash) | タッチラグビー(Touch) |
水球(Water Polo) | スノーボード(Snow Boarding) | バスケットボール(Basketball) |
ドラゴンボート(Dragon Boating) | ネットボール(Netball) | サッカー(Soccer) |
水泳(Swimming) | バレーボール(Volleyball) | 水中ホッケー(Underwater Hockey) |
クラブ・課外活動
クラブ・課外活動の機会は、誰にでも興味を引くものが用意されています。
提供されるスポーツや活動の種類は、生徒・教職員・保護者の関心に応じて柔軟に対応されます。
もしここに自分の情熱に合うものがなければ、同じ志を持つ仲間を見つけて新しい活動を始めることも奨励 されています。
コンピュータクラブ(Computer Club) | ロックバンド(Rock Bands) | 合唱グループ(Singing Groups) |
チェス(Chess) | 生徒会(Council) | 校内誌(Magazine) |
図書委員(Librarians) | ディベート(Debating) | カパ・ハカ(Kapa Haka) |
スピーチコンテスト(Speech Competitions) | 演劇公演(Productions) | シェイクスピア・ソサエティ(Shakespeare Society) |
フランネル(Flannel) | ステージチャレンジ(Stage Challenge) | シアタースポーツ(Theatre Sports) |
演劇(Drama) | ジャズバンド(Jazz Band) | クリエイティブライティング(Creative Writing) |
ヤングNZチャレンジ(Young NZ Challenge) | トランピング/ハイキング(Tramping) | 楽器指導(Instrumental Tuition) |
アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International) | ライブワイヤー(Livewire) |
施設
教室は近代的で快適に整備されており、データプロジェクターや数学の授業用のインタラクティブ・ホワイトボード、そして無線インターネットを完備しています。
学校には以下のような充実した設備があります:
- 学習環境
- 2つの体育館
- 7つの理科実験室
- 7つのコンピューター室
- 設備の整った最新の技術(テクノロジー)ワークショップが5室
- 2つの実習用キッチン(うち1つにはバリスタ設備あり)
- デジタル・アナログ両方に対応した写真室
- バンドルーム、練習室、録音スタジオ、多様な楽器を備えた音楽スイート
生徒の福祉(Student Wellbeing)
- 留学生専用のランチルーム(キッチン付き)
- 校内カフェテリア(モーニングティーとランチの時間に食事を購入可能)
- 蔵書の充実した大規模図書館(調べ物や交流の中心的な場所)
- 有名なアール・デコ様式の校舎ホール「ライリー・センター(Riley Centre)」
※ウェリントンの多くの団体にも利用されています。 - 3名の校内カウンセラーへのアクセスが可能
- バスケットボールコートおよび広いラグビー・サッカーグラウンド
ホームステイ
ウェリントン・ハイ・スクールに通う生徒は、家族と一緒に住むか、学校が手配するホームステイで生活することができます。
ホームステイマネージャーが、生徒の希望にできるだけ合う家庭をマッチングします。
多くのホストファミリーは長年ウェリントン・ハイ・スクールの留学生を受け入れており、温かく支援的な家庭環境を提供しています。
ホームステイ先は学校区内にあることが多く、徒歩またはバスで通学が可能です。
生徒には個室が用意され、ホストファミリーは生徒を家族の一員として迎え入れます。
インターネット、洗濯設備、1日3食が提供されます。通常、朝食と昼食は生徒自身で用意(食材はホストが提供)、夕食はホストファミリーが準備します。
食の好みにも柔軟に対応しており、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなどの希望も可能な限り考慮されます。申込時に希望を伝えることが重要です。
ニュージーランドの家庭にはペット(主に猫や犬)がいることが多く、家の中で一緒に過ごすこともあります。
すべてのホストファミリーは警察による身元確認済みであり、家庭は教育規範(Education Code of Practice: Pastoral Care of International Students)の基準を満たしています。
学校ハイライト
- 創立:1886年
- 学校形態:公立校
- 生徒数:約1680名
- 留学生:約75~80名
- ESOLプログラム:あり
- 制服:なし
- 滞在:ホームステイ
- 通学手段:公共交通機関
- 受入れ学年:Year 9 ~ Year 13
- 最寄りの空港:ウェリントン国際空港(WLG)
学校ビデオ
Wellington High School – WREDA
WHS International Video
Wellington High School – English Promo
Finding Community
Wellington High School International Programme – A Documentary
プログラム資料
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