国際バカロレア(IB)

『国際バカロレア(IB)』

世界を視野に大学進学!

「地球市民としての自覚を持ち、豊かな知識・優れた見識のあるバランスのとれた人間を育成すること」

国際バカロレア(IB)は、全人教育と言われ、国際社会の一員として、異文化に対する理解力と寛容性を持ち、自覚と責任ある人格形成を行うこと、さらに思考力・表現力に重点を置いた高い知的水準の達成を目標に掲げています。

知識、そして人格形成は、突出してレベルが高く、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、オックスフォード大学やケンブリッジ大学、世界の名門大学でも、そのスコアが入学の考査に広く採用されています。

また、日本でも早稲田大学、上智大学や慶応大学、多くの国立大学でも実施されています。今後は、帰国子女入試と共に、国際バカロレアでの入試も主流になることが見込まれています。

日本でも、その内容を取り入れる学校が増えてきており、また文部科学省も今後200校まで増やしていくことを視野に活動をしています。以下は文部科学省のウェブサイトからの抜粋記事です。http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/index.htm

 


国際バカロレアとは

国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置。
現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施。

国際バカロレア(IB)プログラム

IBプログラムは、アイデンティティー形成期にある年齢の児童生徒の発達ニーズとともに、学校が地域から求められる教育的要件、文化的状況や優先事項にも合わせられるよう、カリキュラムを編成している。このため、PYPとMYPでは、主にカリキュラムの「枠組み」を提供している。一方、DPでは、世界中の大学への入学資格を生徒に授与することから、所定のカリキュラムが提供され、プログラムの規定が多くなっている。

(1) プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)

 PYP (Primary Years Programme)は3歳~12歳までを対象としており、精神と身体の両方を発達させることを重視しているプログラムである。どのような言語でも提供可能。
 PYPのカリキュラムは、国際教育の文脈において不可欠とされる人間の共通性に基づいた以下の6つの教科横断的なテーマが中心となっている。

(2) ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)

 MYP(Middle Years Programme)は11歳~16歳までを対象としており、青少年に、これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラムである。どのような言語でも提供可能。
 MYPでは、以下の8教科を学習する。全ての生徒が5年のプログラム期間にわたってこれらの教科に取り組む。

  • 言語A
  • 言語B
  • 人文科学
  • 理科
  • 数学
  • 芸術
  • 体育
  • テクノロジー

(3) ディプロマ・プログラム(DP)

 DP(Diploma Programme)は16歳~19歳までを対象としており、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能なプログラムである。「日本語DP」の対象科目等を除き、英語、フランス語又はスペイン語で実施。
DPのカリキュラムは、以下の6つのグループ(教科)及び「コア」と呼ばれる3つの必修要件から構成される。

生徒は、6つのグループから各教科ずつ選択し、6科目を2年間で学習する。ただし、「芸術」(グループ6)は他のグループからの科目に代えることも可能となっている。
また、大学やその後の職業において必要となる専門分野の知識やスキルを、大学入学前の段階で準備しておく観点から、6科目のうち、3~4科目を上級レベル(HL、各240時間)、その他を標準レベル(SL、各150時間)として学習する。 さらに、カリキュラムの中核となる核(「コア」)として、以下の3つの必修要件を並行して履修する。

 


(社)国際教育交流ネットワーク機構

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